あれから1年・・・

早いものだな・・・。
一年前の今頃だ。ネットで大森信和の逝去を知り、絶対にガセだ、そんな事絶対認めないぞ、と真偽を正すべくネット・サーフしまくったっけか。
今夜も大森信和のギター・プレイを聴いているけれど、故人のそれとは思えないほどリアルに響いてくるよ。
僕もヘタクソながらもギターを少々弾くけれど、やっぱり最も聴きこんだ音を無意識にコピーするものだね。
大森信和のチョーキングがそうだ。
シングル・コイルよりもハムバッキングのサウンドを好むのもこの人の影響だろうか。
最近は人前で演奏をする機会は滅多にないが、かつては誰かの音に似ていると評されてカチンときたものだ。
素人でもプレイする時は自負心を大なり小なり持っているしね。
しかし、今人前で披露して大森信和の音に似ているね、などと言われようものなら素直に喜ぶだろう。
命は尽きても音で記憶に残るなんて、ギター弾き冥利だろうな。
先日「大森信和を偲ぶ会」があったんだ。
必ず参加しようと思ったけれど、結局パスした。
田中一郎と松藤英男がライブハウスで演ってくれるなんて垂涎モノだけど。
仮に甲斐よしひろも来るなんて話だったとしてもパスしただろう。
決して否定しているわけではなく、いたたまれなくてね。
2001年のBEATNIK TOURの「100万$ナイト」が最後に見た演奏だったので、そのまま記憶に留めておくのもいいかなって。
と、述べつつも新生甲斐バンドなんて再結成したら、間違いなく観に行くよ。
青臭いと一笑されるだろうが、新しい歴史が始まるわけだものね。
企画してくれないかな。