ドッキリ健康診断の巻ぃぃぃ

いやいやいや〜先日、会社の健康診断を受けたのだ。
同僚達とはしゃぎながら、それはそれは楽しかった。
いかにも地元の診療所なので、病気が発見されたらもう手遅れだよな〜
なんて具合に。
そしたらそしたら、結果表を見て愕然!!
肺に円形陰影有り。
病気の疑いがありますので、至急精密検査を受診して下さい。
え?え?何それ!?
円形脱毛症?・・・髪の毛の病変?などとボケる気力もなし。
普段どちらかと言うとイケイケで仕事しているのに、全く身が入らないんだ。
取り敢えず一服して心を落ち着かせるか・・・。
会社の健康診断だから、いずれ人事部を通して今後の対応を考えなくてはならないが、
ちょっと面倒な仕事を抱えている現在、部所のスタッフに余計な心労を与えてはいけないので、上役のみに報告しよう。
で、家族だ。隠し事をしても単純なUMAIの態度で心配させてはいけないが、問題が問題だから早めに伝えなくちゃ・・・。
取り敢えず精密検査の結果で今後を考えよう。
翌朝7時に総合病院へ行くと、早くも10数人待っていやがる!
ああっもう俺には生死の審判が待っているというのに!
テレビでは日テレでズームインやっているが、ただただ画面を眺めているだけ。
新聞読んでも頭に入らず、困ったものだよ。
さて、8時に受付開始だ。
内科は7番目で、初診担当のDr.は2人だから、4番目の診察だな。
看護士さんに診断表を見せると、目付きが鋭く変わって小走りでバックヤードに。
もう、患者の前ではポーカーフェイスしてよね。
不安になっちゃうよ、小心者で心配性なんだから。
しばらくしたら院長の診察室に案内されたよ。
地元ではかなり大きな総合病院だから、きっちり診て頂けるだろう。
精密検査が終わり、画像を内科に持って行く途中で開けてみると確かに円形の影があっっ!
ああっもう終わりだ!家族よ、スマン!
どうか俺の死を悲しまず、しっかり生きてくれ。
思考が停止し、真っ白状態だ・・・・。
で、院長先生に見てもらうと、案の定表情が険しい。
「う〜ん・・・」唸っているよ。うんうん。
さあ、告知してください。
隠さないでください、覚悟は出来ています。
保険証券は全て確認しておきましたよ、ええ。
「ええと、貴方はUMAIさんご本人ですね?」
「はい・・・。」
「この画像はUMAIさんのです。」
「はい・・・。」
「検査の結果・・・」
「はい・・・。」
綺麗な肺ですよ。」
「はあ・・・?」
「○○診療所の先生は、恐らくこの丸い影に懸念をもたれたと考えられますが、これは誰にでもあるリンパ球です。」
「はああっ・・・?」
結局、誤診だったわけだ。
勘弁してくれよおおぉっ!
最初の診断結果でショックを受けて、自殺してしまう人もいるかも知れないぞ!
しかし、今年で○○歳なので、体調を崩してもおかしくない世代の仲間入りをしたらしい。
先月は胃がシロで、今月は肺がシロ。
血液の状態も良好らしいので、まだまだ大丈夫、などとは言ってられないな。
1年に一度はドックで診てもらい、不摂生を改めないと。
ああよかったよかった。
チャンチャン。